私は3歳ごろから小学生の頃までアトピーに悩まされていました。中学生からは落ち着いたのですが、社会人になって、職場環境やストレスで何度も肌荒れを繰り返していました。(アトピー体質が原因で・・・)
知らない方にもわかるようにお伝えすると、アトピー性皮膚炎ってアレルギーのひどい版って感じなんですけど、本当に厄介なんです。見た目の問題だけじゃなく、かゆみや痛みでものに触れられない時もあり生活の質が落ちたり、仕事に集中できなかったりと、もう「生きてるだけで辛い」って感じなんですよね。
私もその一人で、再発を繰り返すたびに自分の働き方を見直さざるを得ませんでした。でも、そのおかげで気づけたこともたくさんあります。今回は、私の体験を通じて「働き方を変える」という選択がどんな影響を与えたのか、シェアしたいと思います。
アトピーと職場環境の微妙な関係
最初にアトピーが悪化したのは、製造会社で働いていた時でした。
品質管理部で扱う化学薬品が原因で、手がボロボロに。しかも、化学薬品の蒸気などでも顔や首に炎症ができていて毎日ヒリヒリしていました。
その頃の私は、「仕事だから仕方ない」と自分に言い聞かせていたんです。でも、体のSOSに気づかず無理を続けた結果、肌荒れは重症化し、「なんでこんな思いをしなければ・・・」と心まで疲弊してしまいました。
その職場は仕事内容も面白く、人間関係も良かったので辞めたくはありませんでしたが、家族にも相談し転職を決意しました。
次に転職した総務の仕事でも、マイペット(窓ガラスを拭く掃除用洗剤)などで手荒れが発症し、長時間労働や職場のストレスも重なって、アトピーが再発。ここでやっと、「どんな働き方をすれば、アトピーが再発しないんだろう。」と真剣に考えるようになりました。
自分の働き方をじっくり見直してみた
その頃の私は、「ひとつの職場で長く続けなければ」という固定観念に縛られていました。自分で言うのもなんですが、真面目すぎて、自分の体より仕事を優先してしまう性格。でも、健康を犠牲にして続ける仕事に本当に価値があるのか?そう自問自答した時、答えはNOでした。
また、今はいいとして「この先、結婚出産したとして、こんなボロボロの手で、家事育児はできるのだろうか?」
それを考えると、勇気を出して自分の人生を変えるしかありませんでした。
そこで思い切って、職場環境に左右されない「将来、在宅でできる仕事」を目指すことを決意。その時調べた際に、「プログラミングはパソコン一つで仕事ができる」と言う情報を得ることができ、勉強を始めてスキルを身につけ、徐々に新しい働き方に移行しました。最初は「プログラミングって何?」レベルでしたし、調べれば調べるほど難しそうで不安になりましたが、「もうあんな辛い思いはしたくない」と思うと自然と頑張れたんです。
在宅ワークのメリット・デメリット
在宅ワークと言っても実際どんな感じなんだ?と思っている方もいると思うので、
まずは、在宅のメリットとデメリットを以下に書きました。
通勤時間がない(朝苦手な人にとっては最高)
人間関係の悩みがない
交通費がかからない
ランチ代も節約できる(社食ない人はランチ代高いよね…)
自分のペースで仕事ができる
家事との両立がしやすい
孤独に感じる時もある(1人が好きなら気にならない)
運動不足になりがち(これは在宅ワーカーあるある)
自己管理が必要
こんな感じで、その人の性質によりますが、デメリットはほぼないです。
私はプログラミングを身につけてからは、IT企業でエンジニアとして経験を積んでいました。
なので実際に私が在宅ワークを始めたのは、妊娠出産がきっかけで地元に戻ってきてからです。今でも生活がガラッと変わったことを覚えています。通勤がなくなったおかげで朝のバタバタが減り、自分の時間も増えました。
また何より、自分のペースで働けるようになったのも魅力的です。さらに、自宅で過ごす時間が増えたことで、肌の調子が悪い時でもすぐケアできるように。これだけでもストレスが大幅に軽減されたのです。
人間関係のストレスもほとんどなくなり、職場での無駄な気遣いから解放されたのも大きな変化でした。結果的に、肌の状態も改善し、心の余裕も取り戻せました。
働き方を変えた後の私の生活
正直、最初の一歩は怖かったです。
安定した収入を手放すことへの不安や、常にスキルを習得しなければというプレッシャー。でも、やってみて思ったのは、「案外なんとかなる」ということ。特に今は、オンラインで学べる環境が整っているので、挑戦のハードルは以前よりも下がりました。
また、働き方を変えたおかげで、体調も劇的に改善しました。
肌のトラブルが減っただけでなく、家族と過ごす時間も増え、子育てとの両立もスムーズに。時間のゆとりができ、心にも余裕ができたので、イライラすることも減りました。
これまでは「あれしなきゃこれしなきゃ」と追い詰められてイライラすることも多かった日常が、穏やかな日常に変わったんです。
まとめ:自分のために働き方を変えてみませんか?
もしこの記事を読んでいるあなたが、アトピーもしくはそのほかの健康問題で悩んでいるのなら、ぜひ自分の体と心の声を大切にしてください。私みたいに「仕事だから仕方ない」とか、長く勤めなければ・・・と自分を犠牲にし続ける必要はありません。体や心のSOSを見て見ぬふりをしているとあとからが厄介です。
働き方を変えるのは簡単ではないですが、その先にはきっと今よりもいい未来が待っています。
いい未来にするためにもしっかりと自分と向き合って、人生設計をしましょう。早いに越したことはないですが、何歳からでも遅くはありません。
私も最初は不安だらけでしたし、自分の境遇に絶望して自暴自棄になりかけた時もありました。でも、一歩踏み出したことで、健康も生活の質も大きく向上しました。
あなたも、自分らしい働き方を見つけることで、もっと幸せな未来を手に入れることができるはずです。
応援しています!
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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